プレゼン資料*参考文献:勝ち方はポケモンが教えてくれた

僕もサラリーマンなんですけど(転勤とか言っておいて今更)、うちの部署、やたらプレゼンさせるのが好きだったりするんですよね。コンペ形式で。

んで、僕のターンが来たので、思い切って好き勝手やってみました。後悔? してません。ちな、めちゃくちゃ高評価でした()


◼︎テーマ  自己研鑽と今後のキャリアパス

◼︎参考文献 ビエラ「勝ち方はポケモンが教えてくれた」三才ムック、2016


ネタとしてエビオフに持っていったところ、無駄に好評だったので公開します。なんでだかページが分割されちゃったんですけど公開。

cec74610.pdf

f3517236.pdf 

以下、ド派手に内容ぶちまけときます。これをね、偉い人の前でやったってのが最早ネタ以外のなんでもないんですけど。面白かったらコメントください←

僕は、これといった強みがありません。

世間の基準から見たら英語はたぶんできますが、部署が部署なので帰国子女が周りにたくさんいます。彼ら彼女らと比較してしまうと、どうしても二番手以下です。

科目という観点から見ると、専門である社会系は需要が薄く、英語は前述の通り、数学・算数は上位互換が存在します。

強みがないと生き残れない、なんでもできるのは強みではないと課長から言われ、正直、相当堪えました。ええ、本当に!入社して最初の大きな挫折だったかもしれません。いやあ、恨んでおりました!当時は!!

しかし、それをうじうじしていたところで、帰国子女に今更なれるはずがないですし、文系が理系になれるはずもない。
じゃあ、どう攻めればいいかなぁって考えました。

実は、僕はポケモントレーナーです。逆境に立たされたことなんか多々ある。
その経験から、自分が大好きなポケモンで落とし込むことにしました。そのきっかけになったのがこちらの本です。勝つ為に何が必要なのか、という考察本で、このビエラさんは実際に世界大会の覇者です。


さて、自己研鑽パートのテーマは2つ。役割理論と努力値の配分です。

 

まず、役割理論についてざっくりと。

ここに掲載したピカチュウは性格が違います。

皆さんご存知のピカチュウですが、育て方によって強さ・役割が全然異なります。

口喧嘩が強いか肉弾戦が強いかだと思ってください。口喧嘩に弱い奴には口喧嘩が強い奴をぶつける、これが一番でしょ?

要するに、自分はどの役割ができるかな?ってことです。


次に、個体値努力値についてです。
生まれつきの能力が個体値です。努力の量を努力値といいます。ポケモンは全部の能力それぞれに上限があり、合計の上限も決まっています。それによって、この技を受けたらやられてしまうとか、耐えられるとか、そういうのが決まってきます。これを計算しながら育てます。

講師がやってることって似ていますよね。
例えば、英語の偏差値は50前後、数学は70前後、国語はハマれば60程度という、僕が教えた生徒。そいつの力を見抜いて、英語で足掻くか、数学で飛び抜けさせるかを僕らって判断します。この生徒の例で言えば、英語は55まで足掻き、数学を75に安定させました。ここを、英語だけやらせたら多分合格はなかったでしょう。

向き不向きを早い段階で理解し、先手を打つのが講師です。
つまり、苦手だから捨てるか、苦手だから足掻くか見抜けってこと。個体値が高ければ、向いてなくてもある程度までは行けるでしょう。ポケモンだとこれを両刀と言います。


さて、そろそろ結論を。
役割理論で言えば、僕はこいつになるべきなんでしょう(ガブリアスを見せる)。

僕は強みがない、と言いました。これって、ポケモンでいうと、超強いか超ザコかのどちらかになります。あえて希望を込めて、超強いという仮定でお話をします。

僕が好きなポケモンはゲンガー(ゲンガーを見せる)、みなさんご存知でしょう?僕のデスクにいますもんね。
こいつは能力が偏ったポケモンです。そういう生き方は、残念ながら僕にはできない。

そこで、ゲンガーの次に好きな、ガブリアスになろうと思います。
こいつは、ダントツな何かはありませんが、総合的に高い能力を誇ります。半端ではない強さです。ええ。

うちの部では、国語がいませんね?社会もいませんね?皆さんは、あえて言いますが偏った科目を教えてますね? いやぁ、ずるいなぁ!

僕ができるのは、その死角をつくことだ。二番手でいい。全部で二番手であれば、総合で一位じゃないですか。だから、僕は総合力で戦います。


次に、努力値個体値のお話です。
僕が苦手なのは古文です。逆に言えば、死角はそこだけですし、ポケモンと違うので努力値に上限がない。だったら、ここを攻めましょう。もしかしたら、案外いけるかもしれない。勉強してもダメなら、別の戦略を考えますよ。


さて、最後に。今後のキャリアパスについてです。
ポケモンを語る上で必要なのは「進化」と「メガ進化」は異なるということです。たとえば、先ほどお話に出したゲンガーでお伝えしますと、

ゴース→ゴースト→ゲンガー→メガゲンガー

となります。ガブリアスもメガ進化しますが、あんまかっこよくないので割愛します。

メガゲンガーで戦うか、ゲンガーのままで戦うかは、戦略次第です。
一長一短あり、細かく伝えると長いんですが、チームにメガ進化は通常1匹しか入らない、とても特殊な立ち位置です。つまり専門職、バリバリの管理職として運営サイドに回るってことかなと思います。

順当に進化していき、講師として最終進化していくのであれば、通常の進化です。

僕は、メガ進化はしない方向で。細かいことは、3月以降に大きく環境も変わりますし、おいおい考えますが。

少なくとも、課長からは何度もお話された管理職には、申し訳ないですが興味がないです。

しかしいつまでも体力的に授業ばっかりできないので、後進の育成も考えないといけませんね。僕が覚えた技を継承するのも、ポケモンとして必要ですから。

 課長や部長、偉い人たちは言いました。僕に、もっと光が当たる道を歩け、と。もっと評価されるべき、と。そうなのかもしれませんが、僕は思うんです。

みんなが光の中を歩くなら、僕は闇の中を行きます。
皆さんはウルトラネクロズマ。僕はネクロズマ。戦い方が全然違う。それに気づくことができただけ、僕はラッキーだ。戦い方が違いますし、理系がちょっとできる文系ってだけなんで。

だから、僕が目指すのはガブリアス。ゲンガーは、やっぱり相棒なんです。
趣味全開のプレゼンになっちゃいましたが、勝ち方はポケモンが教えてくれた。戦略が立ったなら、あとは戦うだけですよ。

バトルしようぜ!! 

以上